再生押した瞬間、鼓動がドクンって跳ねた。 汗ばんだ肌が光を弾いて、こっちを射抜く視線。 わざとゆっくり近づいてきて、呼吸がズルズル絡んでくる。 喉がひゅっと鳴るの、自分でも笑えてしまうくらいやった。 あの余裕、完全に見透かされてる。 待たされるたびに胸の奥がジリジリ。 気づけばもう、後戻りなんてできへんとこまで来てた。
焦らしの間が、永遠に伸びてく。
耳の奥で「はぁ…」って熱が落ちて、体がビクッと跳ねる。 次の瞬間、わざと動きを止められて、期待だけが膨らんでいく。 カタカタ震える脚、指先はぎゅっとシーツを握る。 でもその一秒一秒が甘くて苦しい。 じわぁって迫ってくる高まりに、逃げ場なんてない。 悔しいのに、気持ちいい。両方同時に押し寄せてきた。
滴る汗が全部語ってた。
背中を伝うしずくが、カメラ越しにも温度を持ってた。 震えるたびに「ドクンドクン」って内側から響く。 息が浅くなっていくのに、視線だけは外さない。 数えられてる。反応も全部、見抜かれてる。 その瞬間、抗う理由は消えた。 悪魔みたいな焦らしなのに、不思議と救われる。 ほんまにずるい。
限界なんて、とっくに超えてた。
声にならん声がこぼれて、唇が震える。 それでも続いていく「ズンズン」という刻み。 頭の奥で真っ白になって、何回目か数えられんくらい。 小さな余韻すらも休ませてくれへん。 息をのむたび、また「ぐわん」って押し寄せてくる。 もう、抗うなんて考えられん。 これが中毒って言葉の正体なんやなって理解した。
終わった後の静けさが、逆に騒がしい。
画面が切れても、耳鳴りみたいに残る鼓動。 吐息が残像になって、二周目を求めてしまう。 体はクタクタなのに、心はまだ足りひんって叫んでる。 あの視線の跡が、頭から消えない。 やられた、ほんま完敗。 でもその完敗が、妙に心地よかったんや。




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