リビングの時計の音が、やけに大きく響く夜。 視線が触れた途端、空気がざわり…と揺れる。 深く息を吸っても、胸の奥がひりつくように熱い。 この距離で、もう逃げられないと分かってしまった。
肩に落ちた前髪が「す…」と揺れて、首筋をかすめる。 その軌跡を追うだけで、背中がぞくりと波打つ。 言葉なんて、もう必要ない。息づかいだけで支配されていた。
指先が描く軌道が、息を奪う。
わざと遅く、わざと浅く、布越しに「ぴと…」と触れる。 すぐに奪うこともできるのに、何度も寸止めを繰り返す。
その度、全身の感覚が耳の奥までせり上がってくる。
足元の絨毯はやわらかく沈むのに、膝が震えて立っていられない。 額に滲む汗が「つ…」と頬を伝い、顎で揺れる。 外の世界は、もう音を失っていた。
言い訳できないほど、心が傾いていた。
触れられた箇所から、じわりと熱が広がる。 その熱が脈と混じり、体内でリズムを刻むたび、 「まだ?」と急かされているようで呼吸が追いつかない。
気づけば、抵抗は影も形もなくなっていた。 唇が開きかけた瞬間、なぜか「ありがとう」と言いそうになった。 それが、降伏の合図だったのかもしれない。
これは奪う行為じゃなく、溶かす行為だ。
ただ満たすのではなく、まるごと受け入れる。 その笑みは、否定も条件もなく、存在を肯定してしまう。 だから、逃げる理由もなくなってしまう。
▼ 心ごと絡め取られる、危険な契約。
この作品は、めぐりが体験する、抗えない関係の記録。 夫のために選んだはずの取引が、いつしか自分を縛る鎖になっていく。 湿度を帯びた視線、間合い、そして焦らし。 観る者もまた、その空気に囚われていく。

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