ひかるが大学に入り直すって聞いた時、最初は応援するつもりやった。 でも、あの日から胸の奥がざわざわして止まらんかった。 ゼミの飲み会の写真、あれ見た瞬間に鼓動がドンって鳴ったんよ。 笑ってる顔、見慣れてるはずやのに、どこか知らん人みたいで。 あの横顔に写る男の手の位置まで、何度も見返してまう自分が怖かった。 分かってる。これはただの不安やない。 心が勝手に「奪われた音」を探してるだけなんや。
夜の沈黙って、どうしてこんなに音が濃いんやろ。
帰りが遅くなるたび、時計の針がカチッて鳴る音が刺さる。 スマホの画面を何度スワイプしても、既読はつかへん。 息を潜めても、心臓のドクンドクンが耳の中で響いてる。 ベッドの上で天井見つめながら、彼女の名前を心の中で呼んでしまう。 そんな自分が情けないのに、止められん。 ほんの一瞬でいい、声が聞きたい。 この焦りが、もう愛よりも重くなってる気がした。
笑い声の奥に、何があるんやろ。
次に届いた写真、ひかるの肩が軽く触れてた。 その距離、たった数センチ。でも、世界の果てみたいに感じた。 彼の腕が動くたび、胸の奥でチリッて何かが焼ける。 こっちは冷たい部屋の中、時計の秒針だけがやけにうるさい。 「楽しかったよ」ってメッセージが来た瞬間、 ああ、この文章の余白に全部詰まってるって思った。 声のトーン、呼吸のテンポ、きっと彼女の中の何かが変わっていってる。
焦らすような時間が、いちばん心を狂わせる。
夜風がカーテンをふわって揺らすたび、彼女の声が聞こえる気がする。 電話のコール音の間に、息を潜めて待つ。 ドクン、ドクン、ドクン。 まるで自分の心音が部屋中に響いてるみたいで。 誰もいないのに、空気が熱を帯びる。 指先までピリピリして、脳が勝手に彼女の笑い声を再生してくる。 あれは幻かもしれん。でも、もうそれでもええと思った。
信じるって、こんなにも苦しいんやな。
次に会ったときのひかるの笑顔は、やけに柔らかかった。 肌の艶も、目の奥の光も、全部が少し違って見えた。 「大学、楽しいよ」って言葉に隠れた沈黙。 あの間の長さ、忘れられへん。 こっちを見ながら言うた一言で、心臓が一瞬止まった。 何も聞かへんけど、全部分かってしまう瞬間。 痛いのに、目が離せへん。 愛してるって、こういう矛盾を抱えるもんなんやな。
終わった後の静けさが、いちばん響いた。
画面が暗転しても、鼓動の余韻が消えへん。 胸の中でグルグル回る、残り香みたいなもの。 きっと、あの時間に戻ることはできひんのに、 何度も再生ボタンを押してしまう。 焦らしと余白が混ざり合った映像。 これが、人の心を離さへん理由なんやろな。 溶けきらん感情が、いちばん美しいって知ってしまった。
大学に入り直した妻の寝取られ話。
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