正直に言うね。
今日は特別な日じゃない。
欲求不満でも、退屈でもない。
ただ、平日の延長みたいな夜で、気持ちが少しだけ緩んでいた。
きみも多分、同じだと思う。
何かを求めていたわけじゃないのに、
なぜかこのタイトルが目に残った。
人は刺激を探している時より、
判断を放棄したい時のほうが、こういうものを開く。
考えなくていい場所を、無意識に探してる。

なんてことない設定ほど、脳に残る
特別な関係じゃない。
劇的な展開もない。
ただ、上下関係と、曖昧な距離感があるだけ。
それだけなのに、空気は妙に落ち着いている。
拒まれないと分かっている安心感。
期待されているわけでもないのに、逃げ場もない。
この居心地の悪さと安心が混ざった感覚。
日常の中で、たまに訪れるやつだ。

記憶に残るのは、行為じゃなく温度
何をしたかは、はっきり思い出せない。
思い出そうとすると、肝心な部分だけ曖昧になる。
残っているのは、
近さとか、間とか、呼吸のズレ。
触れたかどうかより、触れられる前の空気。
脳は不思議で、
全部を見せられると満足するけど、
少し欠けていると、勝手に続きを作り始める。

いけないと分かっているのに、否定できない理由
倫理とか、正しさとか、そういう話じゃない。
これは欲望でも衝動でもなくて、
その場の流れを止めなかった、というだけ。
拒まなかった自分を責めるほど、
積極的でもなかった。
ただ、止める理由が見つからなかった夜。
だからこの感情は、あとから整理しきれない。
整理できないから、何度も思い返す。

一本観ただけでは、回収できない違和感
正直に言うと、
この手の作品は、一本で終わるように作られていない。
似た空気。
少し違う距離感。
同じようで、決定的に違う関係性。
それらをいくつか重ねて、
ようやく脳は納得する。
だから観終わったあと、
また探してしまう。
次はもっと近いものを、次はもう少し曖昧なものを。

探さなくていい、という安心
ここで一度、立ち止まって考えてみてほしい。
また似た作品を探すのか。
それとも、この空気のまま流れに身を任せるか。
選ぶ理由を考えなくていい場所がある。
雰囲気が似た作品が、最初から並んでいる。
これは得とか安さの話じゃない。
感情を中断しなくていい、という話。

それでも、今これが気になるなら
もちろん、今気になっているこれを
先に確かめるのも、間違いじゃない。
きみはもう気付いてる。
理由なんて後付けでいい。
再生するかどうかは、もう決まっている。

終わった後の静けさが、次を呼ぶ
画面を閉じたあと、部屋は静か。
日常に戻ったはずなのに、
何かだけが、戻ってこない。
その違和感が、また次を探させる。
二周目は、もう始まっている。
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