最初はただの新人って思ったんよ。 でも違った。空気からして違った。 ふわっと近づいた瞬間、香りと視線がほぼ同時に触れてくる。 その時点で、心の奥を指先でツーッてなぞられたみたいにゾワッときた。 かわいいだけじゃ説明つかん、危うさ。 あの危うさに惹かれた時点で、もう負けやと思った。 それでも、目が離せへん。 それでも、手のひらがじんわり熱くなる。 これが恋か依存かなんて、今さらどうでもよかった。
ギリギリの心で生きてる子って、なんでこんなに刺さるんやろ。
仕事はキレッキレ。 会議では誰より冷静。 でもプライベートになると、破れかけた糸みたいに頼りなくなる。 マチアプで誘われたら、断るより楽やからってついて行くとかさ… もうちょい自分大事にしよ、って思いながら その無防備さに一番振り回されてんのはこっちやねん。 あの子にしか出せん空気があって、 それがもう、体温で脳を揺さぶってくるレベルでエグい。 こんな言い方しかできへんけど 触れてないのに、触られた気がする。
とろける、じゃなくて解けるって言うべきやな。
肌にふれる前に、息にふれた瞬間に落ちるやつ。 ひとつひとつの仕草が、わざとらしいのにわざとじゃないみたいで。 ぎゅむっ、じゅわっ…って、音のない音が全身に響くねん。 温度が上がるのも、呼吸のリズムが乱れるのも、全部バレてる気がする。 そういう身体の変化を見抜いてくる視線がまたズルい。 こっちの奥の奥まで覗いてくる感じ。 知らん間に、もう甘いほうに転がされてる。
限界って、案外心が先に折れるんやな。
肩で息して、声にならん音漏れて、 涙の代わりに汗が落ちて、 快感より前に、そんな弱さにやられてまう。 あの子ってさ、強いんじゃなくて慣れてるだけなんやろなって思った。 その慣れが寂しすぎて、もっと抱きしめたくなる。 気持ちよさを超えて情が湧く瞬間、息止まった。 そういう瞬間を見せるこの作品、強すぎるって。
終わる瞬間より、終わった後がいちばん残酷。
画面が真っ暗になっても、心が明るくならん。 むしろ照らされる。 自分がどれだけ甘さほしがってたか、分かってしまう。 二周目押す手が震えるとか、そんなレベルじゃない。 これはもう、何回も会いに行きたくなるタイプの映像やった。 ほら、こうやってまだ思い出してる時点で沼やん。
まとめ：この新人は、一回触れたら終わり。
- 危ういかわいさ＋不安定な心＝依存値MAX
- もともと整ってるから崩れる瞬間が刺さる
- 視線と呼吸だけで空気を支配してくる
- 体より先に心がとろける構造
- 視聴後の余韻が一番濃い。二周目前提
ここまで読んで、まだ見てないってほんま？ その我慢って、自分の心を後回しにしてない？
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